【重要】ウッドショックに関する弊社対応に関しまして
ウッドショックに関する対応について
TVやネットニュースで取り上げられることが増えてきたため、皆さんご存じのことかと思いますが、コロナウィルスによる様々な影響が世界的に生じており、
木材に関しても、多くの影響を受けております。
弊社は構造材の8割を国産材で建てているため、当初はあまり影響はないかと思われましたが、外国産の木材が無い→国産材を使おう!という流れで、国産材までもが影響を受けることとなりました。
流れを説明しますと、4月より「ウッドショック」の声が少しずつあがってくるようになり、弊社では2021年6月より一棟原価で約40万円のアップになっております。
2021年7月5日現在の弊社対応
2021年6月までにご契約のお施主様に関しては弊社で全負担とし、2021年7月5日現在、6月以降の分に関しては半分の20万円の価格増とさせて頂いております。
8月にはさらに上がる可能性もありますが、なんとも言えません。
関東の工務店さんの情報では、すでに原価で100万以上のアップになっている工務店さんもあるそうです。
今後の見通しについて
今後、ウッドショックがいつまで続くか、どれくらい上がるか…
いつ下がるのか…?
これについては、過去に例がないため誰にも予測はできません。
大手の木材屋さんの意見で多いのは、”今年いっぱいは確実に値上げの傾向にある”ということです。すでに今年の末の分の材木は数か月前に抑えることになるので、すでに今年いっぱい分の価格が見えてきているのだと思います。
いつになったら下がるのか?という質問を多く受けますが、なんとも言えません。
一度上がったものは下がらない可能性もあります。
外材が多い軸組工法をされている会社さんでは、1棟で原価300万円前後の値上げになっているそう。。。
また、木材だけでなく、クロス(壁紙)や配管に使用する塩ビも値上げ、断熱材も、ガルバリウム鋼板も値上げだそうです。
→これについては、2021年7月現在は弊社には値上げの連絡は業者さんから来ていません。
ウッドショックにどう対応するか?
①工事を順延(先延ばし)する。
これについては、あまりおすすめしません。
なぜなら、先ほど申し上げた通り、木材価格が上がり続ける可能性、一度あがったものは下がらない可能性があるからです。
また、とある大手ハウスメーカーさんでは、年間坪単価1万円の値上げがされています。30坪の家なら、毎年30万円、3年で約100万円の値上げです。
毎年、家を買うために貯金をしても、毎年家の価格が上がり続けているため、早く建てたほうが得ではあります。
(※ただ、ウッドショックに焦って土地、建物を急ぎで計画するのはあまりおすすめしません。何事も急ぐと失敗します。)
②建築計画の見直しをする。
木材で価格が上がってしまった分は、どこかで帳尻を合わせるしかありません。
住宅設備仕様や断熱仕様をワングレード落とすか、家を小さくする。
あるいは、土地を少し郊外にうつして予算を削る方法も考えられるでしょう。
これについては、あおぞら不動産では新築、リフォーム、不動産と総合的に扱っておりますので、資金計画から、土地のこと、そもそも新築が良いのかリフォーム、建て替えが良いのか? 無料で相談に乗っておりますので、お気軽にお問合せくださいね。
③住宅ローンの借り増しをする。
④補助金を有効活用する。
弊社が建てている建物の多くが「長期優良住宅」の認定レベルの仕様のものを標準で建てておりますので、お得に補助金を活用して建てることができます。
ざっくりですが、約60万円前後の補助金をお客様のために使用できる場合があります。
補助金は工期や工程、タイミング、補助金予算の都合により使用できない場合もございますが、なるべくは補助金をフル活用して、ウッドショックの足しに出来ればと考えておりますので、皆さんが補助金を活用できるような工程スケジュールを考えさせて頂きます。
そのために、皆様におかれましても、工程スケジュールの相談、変更、工期遅延などのお願いをする場面が出てくるかと思いますが、何卒ご協力のほどよろしくお願い致します。
ウッドショックについてのまとめ
- 2021年7月現在、6月以降の分に関しては半分の20万円の価格増
- 家を建てたい方はとにかく弊社に相談してみましょう。
- 補助金を有効活用して、ウッドショックでの値上げをカバーする。