長崎市蚊焼町にて気密検査してきました。
長崎県時津町で高性能で手が届きやすい価格帯での家づくりをしている、あおぞら不動産の河浪宇宙です。
蚊焼町のY様邸にて気密検査を行ってきました~!
気密検査とは、なんぞや?って話ですけど。。。
家全体で風がひゅ~ひゅ~と出入りするような隙間がないかを調べる検査です。
しっかりとした気密工事(隙間を埋める工事)が出来ているかどうかを確認するためにあります。
気密が良い(隙間が少ない)とどんな良いことがあるかというと。。。
①省エネ化と室内温度環境、温度ムラが少なくなる
②壁の中で起こる結露を防止する(柱が腐りにくく、長持ちする)
③壁の中の通気を抑制して、断熱材の効果をフルで発揮!
④換気が効きやすくなる!(計画通りに換気が動いてくれる)
といいことだらけ!!!
実際、そんなにお金もかからないのに、日本の家では体感8割は隙間を埋める気密工事も、もちろん気密検査も行われていません。。。
と、ちょっと難しい話失礼しました。
グレーカラーの可愛らしくもシンプルな外観になる予定^^!
このお家は初めて、外張りの付加断熱までさせていただく事が出来ました!
暖かく、涼しくなりやすいこと間違いなし!!長崎では超高性能なお家の部類になります。
サッシはYKKAPのAPW330 オール樹脂サッシのLOW-E ペアガラスです。
上げ下げ窓4ヶ所、滑り出し窓5ヶ所、FIX窓1ヶ所、掃き出し窓1ヶ所の合計11ヶ所です。
玄関ドアはYKKAPヴェナートD30のD2仕様です。予算があればイノベストまで行きたいですね。
気密検査時にはお風呂の断熱は未施工。気密は施工済みです。
お風呂の気密で問題なのが、点検口の配管まわりですね。
今回は気密テープをばりばり使って気密しています。
これでは、気密はOKでしょうけど、断熱欠損なので、この上に押出方ポリスチレンフォームを張った上で、ウレタンスプレーとコーキングを駆使して更に断熱&気密します。
床の柱の付け根の気密
サッシまわりも。
接合金物もウレタン屋さんが熱橋対策で吹いてくれていますね。
(接合金物は外と中とでつながっているので、それが熱を中に伝えちゃうので、断熱します。)
断熱材はアクアフォームです。
屋根は200mm、壁は85mmです。
床はカネライト3種の90mm。
約1年半ぶりでしょうか?
施主様立ち合いの中…気密検査が始まりました。
※気密測定員Kさんの頭が大変眩しくなっております。ご注意ください。
気密検査、スターーーーツ!!!
C値は3回ともに0.2 cm2/m2でした。
家全体で18㎠の隙間しかありません。
名刺サイズの半分以下ですね。
本当は漏気箇所を施主さんと一緒に探すのを楽しみたかったのですが…
今回は色んなところから微量に漏れているのか、全然漏気箇所がわからず…
施主さんからすると、よ~~く分からず気密検査して、終了!!!!
良いやら悪いやら^^!
その後、サンコート豊洋台の建売モデルハウスも気密検査を行いまして
こちらもアクアフォーム。
屋根は180mm
壁85mmの構成です。
サッシはほとんどがAPW330で、上げ下げ窓多めです。
上げ下げ窓6ヶ所、滑り出し窓3ヶ所、FIX1ヶ所、折れ戸掃き出し窓(樹脂アルミ)2ヶ所の合計12ヶ所。
中々珍しいであろう、リクシルのオープンウィン(樹脂アルミ窓)
案外、気密性能は悪くないです。
日射取得は有利ですね(笑)
こちらも先程と同じような気密処理を行って上で、、、
検査開始!!!!
結果は3回全て C値0.3 cm2/m2でした。
家全体で34.5cm2の隙間なので、丁度名刺サイズ分くらいの隙間ですね。
後日、報告書が届きましたよ。
この測定器では、C値0.2だと「超高気密+」という判定になるみたいです。
では、今日はこれにて!!