無垢の床のメリット・デメリットとは?│無垢の床を使ったら幸せになった我が家の話

◆動画Verはこちら。

無垢の床とは?

例えば、こちらはブラックウォールナットの無垢の床。

横から見るとこんな感じ。1枚ものの木をフローリング用に加工、カッティングされたものです。継ぎ合わせなどがほとんどない。まさに無垢。全体の厚みは15mm。

一方、こちらは日本で最も一般的なシート仕上げのフローリング。
最近の印刷技術の発展により、ぱっと見ではプロでさえ無垢の床かシート仕上げであるか区別のつかないものまで出てきている。全体の厚みは12mm、表面のシートは0.1~0.2mm。

側面から見てみる。複層にも連なる合板の上に目では見えないほどの厚みの木目調のシートを張ってある。

LIXIL ナチュラルオークF

無垢の床のメリット

  • 何といっても木の温もり・匂い
  • 肌ざわりが良い
  • 経年劣化とともに風格を備える
  • 調湿効果がある
  • 表面が劣化したら削って新しくなる

無垢材のデメリット

  • 高い、高い、高い&高い
  • 膨張、収縮などによる変形
  • 材にもよるが傷が付きやすい
  • 汚れに弱い
  • 窓際は特に色が変わりやすい
  • 床暖房との相性が悪い

シート張りのフローリングのメリット・デメリットはまさに無垢の床の逆。

お金がない我が家が無垢の床を採用した理由

自宅は2018年7月に新築しました。
当時、家づくりの仕事をしていながら、住宅ローンの審査にすれすれで合格し、予算が限られていたので、諦めた箇所もたくさんありました。

でも無垢の床だけは捨てきれませんでした。
なぜかというと・・・

めちゃくちゃに木が好きだった。

これに尽きます。

無垢の床を選ぶ人は根本的に木が好きなんです。
他のデメリットはどうでもよくなるくらいに。

木の温もり、木の肌触り、質感、匂い、経年劣化

無垢の床には、シート張りのフローリングでは表現できない世界が広がっています。

無垢の床を採用してはいけない人

ここまでの文章を読んで、自分は木の温もりや肌触りを感じたいから、無垢の床を採用しよう!と思った方もいらっしゃると思います。

でも、無垢の床でストレスなく生活するには、それだけでは足りません。

無垢の床を採用していい人はズバリ

傷を愛せる人

これに尽きると思います。

子供がトミカを投げて傷が付いても子供の歴史が刻まれた!と喜べる人
ソファを移動するときに擦って傷が付いても、味になった!と喜べる人
レトロな質感、を大事にできる人

そんな方には是非無垢の床をお勧めします。

予算カツカツの我が家で採用した無垢の床?1年使用しての傷の状態など

何度も言いますが、我が家は予算が本当にカツカツだった。
家づくりの仕事をしていながらカツカツだった。

でも無垢の床を使いたかったけど、価格的に厳しい。

そこで思いついたのが…

実は、 挽き板 (ひきいた)を採用した。

タイトル詐欺で申し訳ないが、我が家では無垢の床は使っていない
けれども、初めて自宅を訪問した方が見ると無垢の床だと思うに違いない。

これが突板。僕は大好きな”オーク”を採用しました。
木目がハッキリと美しく、ダイナミック。
カフェな空間を演出するのにもってこいな材種だと思います。

側面から見たオークの 挽き板 。

作りはシート張りのフローリングと似ており、内部構造は合板を継ぎ合わせたもの。

何が違うかというと表面ですが、薄くスライスした本物の木を張ってあるわけです。表面の厚みは約1mm(通常の 挽き板 は2mm~のものが多い)

てなわけで、表面から見ると無垢の床に見えるということ。
無垢の床に見えるのに、無垢より価格が安い。すばらしい!

引っ越して1年経過した我が家の床の傷の状態

傷だけを見るとかなりついちゃってますね。

ダイニングの下には子供がよく食べ物を落とすため、油よごれで床が一部濃くなっています。

拡大するとこんな感じ。

こちらは12月の寒い時期に僕が帰ってきた瞬間に撮った写真。

気持ちの良い足ざわりのオークの床を裸足で駆け回っている息子。

突板だと、収縮が小さく隙間が空いたりすることも少ないので、無垢の床のように隙間にゴミが溜まるなんてことも少ないです。

本当にこの床にしてよかった!

書斎には、最初に挙げたブラックウォールナットの無垢の床を採用しました。
書斎のサイズが1.5坪ととても小さいので、そこまでのコストアップにはなりませんでした。

予算がない方はこのようなアクセント張りの使い方も検討されてください。

挽き板 のメリット

お待たせいたしました。 挽き板 のメリット・デメリット。

  • 無垢の床に比べると安い
  • 無垢の床と変わらぬ表面の木質感
  • 寸法が安定し、変形しにくい
  • 床暖房に対応のものもある

挽き板 のデメリット

  • 無垢と変わらぬ傷の弱さ
  • 表面の本物の木の層を貫通する傷だと、基板が見えるのでダサい傷になる。(と個人的に思う)ほぼないけど。

突板っていう良いとこどりの優れた床材もある。

こちらは、あおぞら不動産が建てるお家でよく使用している”突板”と呼ばれるもの。

表面は 挽き板 に比べてほんの少しだけ木質感に劣りますが、価格が安く、メンテナンスしやすく、床暖房も対応しているものが多いのが特徴。結構いいとこどりの優れたやつ。

こちらは、最近メーカーさんが推している商品で Panasonicのベリティス Wハードコート バーチクリア。

実は来年の初売り第一号の物件です。初公開。
是非遊びに来られてください。

まとめ

  • 無垢の床を採用しても良い人は傷を愛せる人だけ
  • 床暖房対応のものもあるよ
  • コストが厳しいなら 挽き板か突板でもいいね

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河浪 宇宙(Uchu Kawanami)

あおぞら不動産の工務、設計、広報係で二児のパパです。 年間15棟の新築住宅を建てている経験を皆様へ共有できたらと思います! 家のこと、カメラのことを中心に記事にしていきます。

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