超ローコスト住宅で失敗?│後悔しないよう内情を暴露します。

こんにちは。宇宙です。

あおぞら不動産という家族3人の小さな会社で設計、現場管理をしています。
弊社では、不動産売買、リフォーム、カフェ風のローコスト住宅の建築、販売をメインに行っております。

今回は、そんな僕が超ローコスト住宅についてぶっちゃけます。

超ローコスト住宅とローコスト住宅の個人的な定義

超ローコスト住宅とは?

僕の勝手なイメージ
  • 主に価格を重視して消費者にアピールして販売することが多い
  • チラシ等では格安の建物価格を大きく表示していることが多い。
  • 住宅性能にあまり拘りをみせない
  • 部材の大量発注でコストカット
  • 徹底して効率化を行い、コストカット
  • 間取りは車のように規格
  • 坪単価30万円台以下
  • 結局のところ30坪で1300~1400万程度になる?

(もちろん全ての会社さんに当てはまるわけではありません!)

ローコスト住宅とは?

僕の勝手なイメージ
  • 価格と住宅性能のバランスに拘りを持つ
  • 価格の割に住宅性能が高い(そうなるよう頑張ってます)
  • 価格をアピールしても超ローコスト住宅に見劣りするので、デザインや間取り、性能をアピールすることが多い。
  • 間取りは規格だったり、規格を少し変更して建てたり、注文住宅も可
  • 坪単価40万円~50万円
  • 32坪で約1,619万円(税込) ※カーテン、照明器具コミコミの価格

ほとんどが弊社の話で、忖度がどうしてもあります。ご理解お願いします。(+弊社の場合は分かりやすい価格表示を心がけている。)

超ローコスト住宅は悪か?善か?

住宅の高性能化が進み、高性能住宅を売りにしている会社さんからよく叩かれる的になることが多い超ローコスト住宅。本当に悪い家なのか?必要な家なのか?解説していきます。

長崎県の平均年収

とその前に、こちら長崎県の平均年収はこちら。

  • 20代の平均年収:289.7万円
  • 30代の平均年収:357.8万円
  • 40代の平均年収:435.7万円

住宅ローンの上限が約2,000万

20代の若者が住宅ローンを使ってお家を購入しようとすると、年収の約7倍まで。約2,100万円までしか借りられません。(2020年現在。長崎では。)

もしくは、30代、40代であっても車のローン残債があったりすると、借入上限額もそれだけ減ります。

若者の救世主?超ローコスト住宅

上記を踏まえると、土地が安くて約500万円、外構工事が約100万、住宅取得に係る諸経費が約200万

(500+100+200)-2000=1200万円。

建物価格を1,200万円に抑える必要があるわけです。

若い人が超ローコスト住宅を建てる理由も頷けますね。

ここがダメだよ超ローコスト住宅

※特に高年齢の大工さんがやってる地場工務店に多い気がする…

断熱性能が低すぎる

あまりに断熱性能が低すぎます。
全ての会社がそうだとは言えませんが、ほとんどが昭和のお家と同じ仕様の断熱材を入れています。

昭和の家と変わったところと言えば、少し丁寧に施工するようになったことと、サッシにペラガラスを使用するようになったことでしょうか。酷いところではシングルガラスかもしれません。

具体的に言うと、グラスウールという断熱材を使用し、壁、天井に厚み50mm、密度10kのものを施工していることが多いです。

耐震性能が怪しい

耐震性能が低い、もしくは怪しいです。

営業さんは「建築確認済みだから大丈夫ですよ~」と言いますが、建築確認申請は建築基準法という最低限の基準をクリアしているかをチェックする程度です。

超ローコスト住宅で建ててもいいの?

僕は全然いいと思います!!ただし、デメリットもあって

  • 間取りが規格なので土地形状に合わない場合がある
  • 間取りにこだわりが強いと難しいかも
  • オプションを付けると高額になりがち

などの特徴があるので、自分に合っているかよく検討して建てられてください。

ローコスト系のお家で建てるなら。これ以上の性能は最低限欲しい

僕自身、自分の会社でローコスト系のお家を建てまして、実際にそのお家に住んで1年半が建ちました。

なぜ僕がローコストでお家を建てたかというと、恥ずかしい話ですがシンプルに住宅ローンの上限がスレスレだったからです。(今では少し収入が上がり、支払いに関しては全然余裕です!)

お金を掛けられないなりに、この仕事をしているとやはり住宅性能も求めました。そして、実際その性能のお家に住んで金額の割にとても満足しています。

そんな住宅性能にお金をかける余裕のなかった僕が最低限拘り、お金を掛け、満足している住宅性能を今から公開します!

僕が推奨するローコスト系の家の住宅性能

UA0.6以下の断熱性能の家にする。

UA0.6以下のお家は、太陽光パネルを屋根に乗せると※ZEHになります。

具体的にいうと、グラスウールであれば壁に105mmの密度16k、天井に155mの密度16k、床に発泡系の三種の60mmの断熱材を施工し、アルミ樹脂サッシでLOW-Eガラスを使用するとUA0.6あたりは達成できます。

超ローコスト住宅で上記断熱仕様に変更しようとすると、50万以上の金額アップにはなるかもしれません。

省エネ区分の6,7地域であれば、賃貸住宅からの比較だと十分快適に過ごせるレベルになると思います。全館暖房、冷房は厳しいですが!

(※ZEHとは、ゼロエネルギーハウスのことで家で消費するエネルギーと太陽光パネルにより生み出すエネルギーが±0、もしくは+となる住宅のことを指します。)

耐震等級3の耐震性能を持った家にする。できれば許容応力度計算を!

耐震等級3の家というのは分かりやすく簡単に言うと、 主に消防署や警察署など防災の拠点となっている建物が等級3です 。

また、予算に余裕がある方は超ローコスト住宅で確実に省かれている、普通の工務店の仕様でも省かれている”許容応力度計算”による耐震等級3を取得するとベストです。

”許容応力度計算”を行うことにより、明確でないあなたのお家の耐震性能が明らかになります。

費用の増加額はなかなか難しいところがありますが、こちらも50万円以上はアップするかと思います。

他にも細かい部分ではありますが、ざっくりこの2点になります。

実際にローコスト住宅に住んでみて…めちゃめちゃ快適!!

はい。先ほど申し上げた通り、実際にローコストで建てた家に住んで1年半たちますが、それはそれは快適です。

僕は平成初期の家→昭和後期の家→今の家と住んできましたが、昨今の高気密高断熱住宅と比べると劣りますが、価格の割には高性能で満足しています。

また、オール電化住宅ですが、以前住んでいた昭和の家とは比べ物にならないくらい電気代が安いです。

それについては次回ブログで解説をしていけたらと思います。

それでは、今日はこの辺で。


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あおぞら不動産の工務、設計、広報係で二児のパパです。 年間15棟の新築住宅を建てている経験を皆様へ共有できたらと思います! 家のこと、カメラのことを中心に記事にしていきます。

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