エアコン1台で全館冷房しています。
長崎県西彼杵郡時津町で「若者が買える価格帯で高気密高断熱住宅」を普及させています、あおぞら不動産の工務の河浪宇宙です!
戻り梅雨ってな~に?なんでもありですやん…
今日はタイトルの「エアコン1台で全館冷房」の件。
我が家(モデルハウス)では2022年7月1日現在、梅雨明けして猛暑が続いておりますが…
エアコン1台で全館冷房をしています。
は?と思うかもしれませんが、エアコン1台で概ね全館冷房OKです。
家のサイズは30坪の平屋です。
過去記事に書いてますが、僕も3年前はエアコン1台で全館冷暖房なんて無理だと思っていましたので、理解できない気持ちはよく分かります。
これについては体感して頂くのが一番早いですから、このブログを読んで気になったら、まずはモデルハウス(我が家)を見に来て頂きたいですね。
こちら、2011年12月に完成の我が家(モデルハウス)です。
今朝スマホでさっくり撮影してきた我が家のリビングです。
エアコンはリビングに一台(冬用)、吹き抜け上のロフトスペースに一台(夏用)の2台あり、基本はどちらか一台を常に稼働させています。
リビング横のファミリークロークから梯子でロフトにあがります。
左端にエアコンがあるのが見えますか?
こちら。夏用エアコンは10帖用のものを使用しています。
23℃、湿度40%設定の風量は”静”一番弱いレベルですね。
ロフトから冷たい冷気を弱で送ることにより、人に不快感を与えません。
(冷気は上から下に落ちる性質を利用しています。)
しっかり除湿もされていますね!(排水を設ければよかった。。。!)
てなわけで、気になる昨日の2022年6月30日の室内の温湿度ですが
外気温35.5℃となっておりますが、この日は最高で32℃でした。(外気温を測るモジュールの位置関係で若干温度差が出ています。)
全部屋、温度と湿度ともに快適です。
人により快適な温湿度は異なりますが、我が家は24.5℃~27℃の50%~60%あたりが丁度良いようです。
人によっては、22、23℃が良い!という方もいらっしゃいます。
子供部屋だけ27.2℃/66%ありますが、これは実験で他の部屋はドアOPENのままですが、
この部屋だけドアを閉めっぱなしにしてみました。
やはり、ドアを閉めておくと1~2℃ほど温度差が出ることがわかりました。
これは、真冬時期も同じく1~2℃の温度差でした。
エアコンだけでドアを閉めっぱなしにして全部屋快適にするには…
- そもそも開放的な間取りにする
- それが無理ならエアパスファン付ける
- 床下、小屋裏エアコン
大体この辺が必要になりますが、自分はドアを開けっぱなしにすること選びました。
湿度が66%もありますが、これはこの部屋にイモリの水槽を置いてるからここまで上がっていますが、
水槽がなければ60%あたりかと推測します。
さらにいうと、うちはルフロ400(第三種換気)なので、給気口から外気がダイレクトに入ってきます。
熱交換換気だったら、27.2℃/66% → 26℃/60% とかになるのかな?
その辺は今後追求していきたいです^^!
※この記事は決してエアコン1台だけで全館冷暖房を推奨するものでなく、無理に1台で冷暖房をする必要はないと考えます。
実際に、うちの場合もエアコン1台でいいとこ全館冷暖房は出来ておりますが、真冬時期にエアコン位置から遠い寝室や洗面所が若干寒さを感じる部分があるので、1台6畳用を追加しようと思います。
基本計画としては(断熱性能がG2以上なら)リビングやリビング吹き抜け部分に1~2台+洗面所や廊下など人が通常いない場所にサブで1台計画が良いんじゃないかなぁと現時点での考え。
可能であれば、将来的にどの部屋にもエアコンを追加できるように防水処理を施した穴(スリーブ)だけは空けてたほうが良いです。
エアコン1台で全館冷暖房!は確かに夢ですが、壁掛けエアコン1台では冷気暖気の横移動に限界があるので厳しいところがあります。(デメリット抱えていますがその点、床下エアコン、小屋裏エアコンは強いです)
高気密高断熱住宅の最終点は家族みんながどこにいても居心地の良い温湿度空間を作ることです。
エアコン1台でほぼ全館冷暖房できるような状態にしつつ、不足部分を小さなエアコンで補っていきましょう♪
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