大手ハウスメーカー手抜き施工の実態?│家のサプリさんの動画について

長崎県西彼杵郡時津町で「若者が買える価格帯で高気密高断熱住宅」を普及させています、あおぞら不動産の工務の河浪宇宙です!

お盆休み中に久々にYoutubeで家関係の動画を見漁ってましたら、これまた面白い動画が…

換気や気密部材で有名(弊社も取引のある)な日本住環境さんが取り組まれているYoutubeチャンネル

家のサプリ【住まいの健康情報】さんの動画

題して、『大手ハウスメーカー】手抜き施工の実態丸裸』という中々パンチが効いたタイトル

23分が一瞬に感じるほど面白く興味深い内容でした。


動画にご出演して頂いている施主さんは大手ローコストハウスメーカーで建築されたとのことですが、おそらくオプションで『樹脂サッシ』『第一種換気』を採用されたとのこと。

YoutubeやSNSなどを見て勉強されたのでしょう。良い選択だと思います。

しかしながら、あくまでローコストですから、肝心の気密の部分がどこまでしっかり工事されているか気になり、今回、家のサプリさんに現地調査をお願いしたという施主さん。

結果は詳しくは是非動画を見て頂きたいんですが…

(※画像は弊社の現場画像です。)

断熱材の施工不備、気密工事の不備(というかおそらく気密工事はしていない)、そして過換気が指摘されました。

河浪宇宙の個人的な意見としては、ローコスト自体は悪いものだとは思いません。

しかしながら、最低限のメーカー施工要領に準拠した施工だけは守ってほしいなというところ。

ただ、ローコストはローコストですから…

ローコストだからそれまでです。と言われれば終わりですし、2022年8月時点では断熱材を入れないでも違法建築ではありませんから。(2025年に省エネ基準義務化予定)

気密についても規定はありませんし…

ローコストの住宅会社と消費者、需要と供給がマッチしてますから、それはそれで良いことですし、やはり安いのは魅力的ですよ。

少しずつ増えてはいますが、安いなりにもうちょっと高性能な家が増えると良いですね。

(※弊社注文住宅の気密検査の様子)

悲しかな、多くはローコストでお願いすると”それなり”になってしまうのが現状です。

エアコンの効きはもちろん悪くなりますが、築30年以上の家に住んでいた自分ら世代は以前の家に比べ快適に感じてしまい、疑問に思わずこんなもんかぁ。と納得してしまう方が多いでしょう。

今回の施主さんのように、ある程度勉強して、いざ家づくりが始まっても仕事があれば中々現場を見に行くことができませんし。施主が現場を管理するというのも現実的には難しい。

ローコストで建てるなら、た~くさん勉強して工務店に断熱気密施工について指摘できる知識と時間があり、労力を惜しまない方ならOK(そもそもローコストで断熱気密する時点でオプションで大分とられそうですが…!)

それが面倒なら、ローコストで断熱気密は諦める。

もしくは、断熱気密の施工実績がしっかりした工務店、ハウスメーカーさんにお願いするべきですね。

優良な工務店の探し方ですが、構造・断熱・気密レベルが明記された日本初の工務店リストである構造塾さんの業者マップが導入としては入りやすくオススメ。

最低限の性能が担保されていますので、あとは会社さんとの相性で決めて行くことが出来ます。

あおぞら不動産では、弊社で建てると性能や施工についてはお客様が多くを考える必要がない、頭を悩ます必要がない。

その他の家づくりのことに打ち込むことができる。そんな環境、家づくりを体験して頂きたいですね。


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