5年前に新築を建てたお客様から、「家を売りたい」と申し訳なさそうにご相談頂いた話

こんにちは。工務の河浪宇宙です。

インスタグラムメッセージの方で、今回のブログのオーナーさんより「家を売りたい」とご相談がありました。

(新築時の外観写真です。)

2017年に新築されていますから、丁度5年が経過したお家ですね。

オーナーさん自身、建ててもらった会社に「家を売りたい」というのは腰が引けたみたいで、

ご連絡を頂くまでに随分時間がかかったんだとか。

弊社としては、ぜ~んぜん、気にもしないですし、しっかり売却して、次のステップに移ることが大事なので

あまり気にして他社さんに売却依頼されるよりも、100倍嬉しい事です。

もちろん、汚い話をするとお仕事を頂く=お金にもなることですから。とても有難い話なんです。

話を聞いてみると、旦那様が転勤になり色々考えた結果、家族みんなで他県に移り住むことを決意したそうです。

かなり大きなご決断ですよね。。。

(新築時の内観写真です。)

このお家は、5年前に弊社がまだInstagramのフォロワーさんもぜ~んぜんだった頃に建てさせて頂いたお家で、

初の吹き抜けがある新築住宅だったんです。

それゆえ、かなり思い出深いお家。。。

5年前の打ち合わせが今でも鮮明に思い出されますね。

このお家の画像を見て、たくさんの方が弊社を知って頂きました。

たくさんの宣伝効果を生み出してくれました。

 

こちらは、オーナーのYさんご家族を引き渡し時に撮影させて頂いたときの画像です。

(オーナーのYさんご家族。掲載許可ありがとうございます!!)

この時はさすがに5年後に売却するなんて本人はおろか、我々も考えもしませんでした(笑)

ちなみに、家を建てた会社に売却を相談するのは極めてまれな例です。

なぜかというと…

ほとんどの会社が

①家を建てるだけ(工務店、建築業)

②家を売ったり、仲介するだけ(不動産業)

①と②のどちらかしかやってないからですね。

弊社はちょっと珍しくて、賃貸以外のすべての住まいに関わるお仕事をさせて頂いておりますので、

全て弊社で完結することが出来ます。

(どっちかしかしてないから悪いってことはないです)

また、家を建ててもらった会社に売却の話を持って行くのがそもそも気が引けるってことも多いにありますよね。

施工会社に売却を依頼するメリットとして、とにかく売り主さんは楽が出来るということですね。

  • 物件の仲介と、引渡し前のアフターまで一社で完結する(ドアの調整や不具合のチェックなど)
  • 施工会社=不動産仲介業者なので、図面や取説などがしっかり揃っている
  • 保証関係の引継ぎが容易
  • 家のことをよく知っているので、売却しやすい

などがあげられますね。

◎保証関係の引継ぎが容易

保証の引継ぎでよくあるのは、瑕疵保険やシロアリ保証など、次の買い主さんへ引き継ぎを施工会社に行ってもらわないといけないんですが、あおぞら不動産から連絡をすると、まぁ~施工会社さんからすると自分が建てた家を売るとなると気分が良くないのでしょうか。

引継ぎに関しても面倒だしお金も発生しないので、中々動いてもらえないことが多いですね。

とはいえ、売り主さんから直接、施工会社さんに引継ぎの連絡をするのも説明が難しいところもあり…

その辺はやっぱり、不動産仲介業者が施工会社だと話は早いです。

◎家のことをよく知っているので、売却しやすい

これは言わずもがなですが、家の性能、間取り、価格とのバランスなど、建てた会社だからこそ説明できる部分も多くありますし、この団地は今も新築を建てていますから、お客さんもそれなりにいらっしゃったというのは大きいですね。

上の画像は、お家の引渡し前にドアの調整その他や不具合がないか等、僕が最終的に確認に来た時のものですね。

昔の思い出話や、引っ越してからのお話などで盛り上がっていましたね^^!

本当にきれいに生活して頂いていたようで、5年前の新築当初と何ら変わらない綺麗さを保ってらっしゃいました。

これだけ綺麗だと、お客さんからの反応も良いでしょうし、売りやすいだろうなぁという実感です。

ドアの調整が少し必要だったくらいで、あとは特に問題ありませんでした。

 

見学にいらっしゃったお客さんからすると、築5年だけど、新築同様な綺麗さで、新築より断然安い!

となりますから、車で言うところの新古車みたいな感じでしょうね。

結局、この物件は2021年11月9日にネット掲載し販売を開始しまして、2022年1月9日にはお申込みを頂きました。

僕は売却を担当していませんので聞いた話になりますが、買い主さん的に「あおぞら不動産の中古物件が良い!」と

いうことを言われてたようです。

ある意味、「あおぞらブランド」で値段が付いて、お客さんが付いたようなところもあるのかな?と思うと嬉しく感じました。

まさか、5年前に建てた時には考えもしなかった世界線です。

買い主さんが5年、10年、15年と住んで、売却する頃にも「あおぞらブランド」がさく裂するように弊社としても頑張らなくてはなりませんね。

こちらは外の水道ですが、元々ゴールドの真鍮製だった蛇口が、かんっぜんにアンティークな色味を帯びていました^^

 

外観も、特に5年程度じゃ劣化は見られませんでしたね。

一部、コーキングの切れがあったので3年目に打ち替えを行ったことはありました。

お家の引き渡し前、オーナー(売り主のYさん)の方から、写真を撮って欲しい!と言って頂きました。

弊社のブログのネタのことまで考えて頂いてでしょうか?本当にありがたいです!!!

ここ5年間で、小さかったみーくんが急成長して、サッカーボーイになられてて、

いつもインスタで活躍見てましたので、そんなみーくんとサッカーが出来て光栄でした(*^^*)

5年前の新築時の引き渡しよりも素敵な笑顔なのは、ちょっと今振り返って笑えますね(笑)

と、いうのも最終的にお金のことなのであまり詳しくは言えませんが、

家の売却には、弊社もかなり労力を割きますので、仲介手数料等、お金を頂きます。

オーナーさん的にはもちろん負担になるわけですが。

結果的に仲介手数料などを入れても住宅ローンの残りが0になる程度には綺麗さっぱりな状態で売却することが出来た

からこその、この笑顔ですね。

立地も重要ですが、数年後に売却してもプラマイ0で売れる家づくり。あおぞらブランド。

おそらく大手さんの家だとブランド価値はもちろんあるので売れることには売れますが、、、

元々の新築時の価格がお高いので、住宅ローンの残りを0にするのは厳しいです。

弊社は家を建てるだけでなく、工務店と不動産、両方をやっている側面があるからこそ、

家を建てる時に売却まで考えて建てる事が出来ます。

ですので、お客様から売却の話が来ても全然オッケー。

事実、僕の1棟目の家も1ヶ月以内にすぐに売れてしまいましたし、仲介手数料などを入れても、プラマイ0で売却することが出来ました。

プラマイ0で売却出来たということは、周辺のアパートと同価格か少し高いくらいで家も庭も駐車場も大きく、設備などのグレードも高いお家に住むことが出来たということでもありますね。

話が脱線しましたが、プラマイ0でのご売却、これで安心して新天地で生活していくことが出来ますね。

家は建てると一生そこに住むもの!!

なんて固定観念がある方がほとんどですよね。

自分もこの業界に入る前はそう思っていました。

全てが上手くは行きませんが、しっかりと計画立てて建ててあげることで、

全然、売却して新しいところに移り住むことも可能なんですよね。

まぁ、それが難しいし不透明だから、ハードルが高いし怖いからアパートでいい!

なんて思うんでしょうけど…

その壁を越えられると、アパートとは違って戸建てには、子育て中は特にた~~くさんのメリットがあるんですけどね。

まぁ、これは価値観次第なので強要できるものではありませんが!

少なくとも、弊社に売却をご依頼頂く方の多くは全てプラマイ0で移り住めました!とは言えませんが、

少し損してでも、建て替えたい!という方が多くいらっしゃって、皆さん最終的に良い着地をされています。

なんとなくで一生そこに住み続けるのも良いとは思いますが、

多くは子供が出ると、2階建の35坪の家なんていりませんし、、、

環境の変化に応じて、住まいを移り住むことが、もっと認知されると良いなぁ。と思いました。

5年前に新築を建てたお客様から、「家を売りたい」と申し訳なさそうにご相談頂いた話” に対して1件のコメントがあります。

  1. 長谷川菜々子 より:

    初めまして。岩手県で今年の11月に新築を建てたばかりのものです。
    将来義両親と同居の話も出てきた為、いつ頃売却したらいいか悩んでいます。
    このブログの方のようにマイナスなく売却することは可能でしょうか?ざっくりした質問で申し訳ありませんが今後の参考にしたい為、
    ご意見お聞きしたいです。
    お返事よろしくお願いします。

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